TBS『名医のTHE太鼓判!』血糖値を下げる高野豆腐がスーパーで売切だから手作りしてみた
2018年10月23日にTBS系で放送された『名医のTHE太鼓判!』。
高野豆腐には血糖値を下げる効果があり、研究によると、高野豆腐を1日1枚、3か月食べ続けたところHbA1c(血統の平均を表す数値)が低下するという結果が得られています。
高野豆腐の健康パワー
高野豆腐には「レジスタントプロテイン」という成分が含まれていて、高脂血症によく効き、食物繊維も豊富なので腸内環境にもいいと聞いたことがあります。
「レジスタントプロテイン」は口に入ると、腸で吸収される前のコレステロールと結合します。
結合したまま体内から排出されるので血中のコレステロールが下がり、血糖値を下げてくれるんです。
なぜ高野豆腐にはレジスタントプロテインが多いの?
高野豆腐は豆腐を氷点下の外に干して凍らした保存食で、昔は「凍り豆腐」と呼ばれていました。
水分はゆっくり凍らせると結晶が大きくなるため、周りにあるたんぱく質が押しやられてくっつき、レジスタントプロテインが出来上がるという仕組みです。
「レジスタントプロテイン」は豆腐や豆乳にも含まれていますが、含有量は高野豆腐はダントツ。豆乳の倍くらい含まれています。
さっそく買いに行ってみた
さっそく高野豆腐を買いにスーパーへ足を運んでみたところ・・・
↑売り切れ。
↑こちらも売り切れ(涙)。
残っているのは粉末タイプの高野豆腐のみ(レシピが思いつかないので今回はパス)。
番組効果なのでしょうか。テレビの威力ってスゴイ(@_@。
高野豆腐が手に入らないので作ってみた
スーパーを2軒ハシゴしたのに(3件目は改装中。。。)お目当ての高野豆腐はすべて売り切れ。
落胆する私に、ダンナが
「豆腐を凍らしただけだったら、家で作ってみれば?」と一言。
・・・そりゃそうかもね。挑戦してみる価値あり!
ということで、自家製・高野豆腐への道のりが始まりました。
自家製高野豆腐の作り方
①まずは豆腐。スーパーで売っている普通の絹ごし豆腐1丁(400g・69円)です。
②水分を抜きます。ペーパータオルにくるんで上から重石をし、1~2時間放置します。
③だいぶ水分が抜けました。
④適当な大きさにカットし、バットに並べてラップをかけ、冷凍庫で冷やします。
⑤一晩経って、飴色になりました。当然カチンコチン。
⑥自然解凍後(だいたい1時間くらい)、まだ水分があるので手でギュッと絞って水気を出します。
⑦再びラップをかけて冷凍庫へ
⑧再び自然解凍→手で水分を絞ってラップをかけ、冷凍庫へ。
⑨もう一度凍らせて、自然解凍したら出来上がり!
正式な作り方は「ゆっくり凍らせる」ことなのですが、家庭の冷凍庫では限界があるので、
・冷凍
↓
・手で水分を絞る
↓
・再び冷蔵庫へ
この手順を繰り返したことで、まるで低温熟成させたかのような食感にすることができました。
出来上がりは「戻した高野豆腐」状態です。
作ってみて失敗したこと
市販の高野豆腐に比べると、やっぱり形はブサイク。
(あんなキレイな四角形にはならない)
あと、2度凍らせて2回絞ったからか?解凍した時にボロボロ崩れやすい。
↑これが解凍して料理に使ったあとの残骸
まぁ、そこが”手作り感”が出ていいのかもしれませんね。
手作りしてみた感想
ズボラな私でも、思ったより簡単にできました!
バットに並べたり、水分を絞ったりと多少の手間はあるものの、冷凍庫に入れたら放っておくだけなのでラクチンです。
たまに使いきれない豆腐が冷蔵庫の隅に眠っていたりするので、たまにはこんなリメイク食材もいいですよね。
次回は自家製高野豆腐を使ったお料理レシピに挑戦したいと思います。
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