病気に打ち勝つ!身体づくりの秘訣は「代謝を上げる」「免疫力のアップ」
昔に比べて医学が進歩する一方、ストレスや食生活の変化などによって、私たちはますます病気と闘うリスクを抱えるようになりました。
家庭の医学書などで細かく分類すると、10万種類に及ぶ病名が載っています。病気によってメカニズムも違えば、治療法も異なっているわけですが、病気とその原因とは、本当にこんなにも複雑なものなのでしょうか?
今回は、私たちがどのようにしたら健康が維持できて、病気にならない身体を作ることができるのか、基本的なことから紐解いてみましょう。
人が生きるために必要なこと
生命を維持する上で最も重要な事項は、考えるまでもなく「呼吸をすること」です。呼吸を止めてしまえば数分しか生きていけません。
2番目は、「水分をとること」です。これもまた止めてしまえば数日で命は絶えてしまいます。
次に「食べること」。水分だけを摂っていても食を止めてしまえば数週間で命は絶えてしまいます。これらは語るまでもなく周知の事実です。
つまり、人が生命活動をする上で最も重要なことは①きれいな空気を吸う ②きれいな水を飲む ③元気になるものを食べる ということになります。
空気や水や栄養が体の中で血となり骨となり肉や細胞を作っているのです。
ここで皆さんにお伝えしたいのは、今の自分は約3ヶ月前に口に入れたもので出来ている、ということです。つまり口に悪いものを入れていると、近い将来悪い健康状態の自分が出来上がってしまうことになります。逆に考えれば、今この瞬間から口に入れるものに気を使えば、3ヶ月後にはより良い状態の自分が出来上がっているということです。
大切なこと①正しく代謝する身体づくり
食べたものがきちんと吸収され、化学反応によって身体の部品となり、エネルギーとして燃焼され、汗や尿や便で排泄される一連の流れを一言で「代謝」と言います。
理想的な代謝は、体内に吸収された空気や水分や栄養素が、血や肉や骨や細胞になり、またエネルギーとして燃焼され、燃えかすが100%体外に排出された状態です。こうなれば体内は常にクリーンな状態を保つことができるわけですが、これは極論で、現実には不可能なことです。
しかし、いかに効率よくこの代謝ができるかどうかで、健康状態が大きく左右されるので、正しく代謝する身体を作ることは最重要課題なわけです。
大切なこと②自己免疫力をつけること
自己免疫力の向上が大切
もうひとつ大切なのは、自己免疫力をつけることです。
動脈硬化を伴う疾患や自己免疫疾患などの病気は、体内で余った過剰な酸素が活性酸素となり、血液や細胞を酸化(老化)させたり、遺伝子を損傷させたり、過剰な栄養素が血管を詰まらせたりすることから起こります。
また、健康であっても罹ってしまう風邪やインフルエンザなどに代表される感染症の原因も、全て菌またはウィルスです。これらの病気の原因は免疫力の低下ということになります。
ほとんどの病はこれら代謝や免疫と大きく関わっているので、自己免疫力が正しく働き、体内の酵素が正しく働き、代謝が正しく行われている状態を健康と呼べるのではないかと思います。
代謝を上げる、免疫力をつけるには、体温を上げること
前回のコラムでも書いた通り、体温が1℃低下すると、免疫力は37%、酵素は50%、代謝は12%下がってしまいます。
体温の低下=免疫力、酵素の働き、代謝が低下ということになります。
つまりこれが「冷え」が万病の元と言われる所以なのです。
(参考)▼体温を低下させないためにはどうしたらいい?
健康を維持するには、適正な体温を維持すること。このことに気を付けて病気のない生活習慣をつくりましょう。
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◆ 筆者略歴 | |||||
淺間 真二(あさま しんじ) │ 健康アドバイザー | |||||
1963年東京生まれ。健康業界に20年間以上携わり、全国各地で健康セミナーや講演活動、健康食品のプロデュースも行っている。 長年の研究や経験から、体作りの基礎として「腸を健康にすること」「体温を上げること」「酵素を摂ること」の3つの健康法を提唱している。 (講演や取材のご依頼はお問合せページよりお願いします。) |