シミ、シワ、くすみ……「年齢肌」の原因と適切なケア方法は?
「お肌の曲がり角」と呼ばれる20代後半以降から徐々に増えて来るのが、「年齢肌」とも呼ばれる「シワ」「シミ」「くすみ」などのお悩みです。
こうした問題が肌に一つ現れるだけで、ぐっと年齢が上がって見えてしまうのが悩ましいですよね。
年齢を重ねるにつれ、肌にこうした変化が現れてしまうのはなぜなのでしょうか?
その原因と、改善のためのケアについてお伝えします。
「年齢肌」の原因は?
・肌の水分量や皮脂量の減少
思春期にニキビができやすいのは、皮脂の分泌が活発で過剰になりがちなためです。
年齢を重ねるにつれ皮脂の分泌量は落ち着き、次第に少なくなっていきます。
皮脂には肌の内側の水分を守る働きがあるため、皮脂の分泌が少なくなることで肌は乾燥しやすくなります。
こうして肌が乾燥すると、ごわつきや乾燥ジワなどの原因になります。
・ターンオーバーの遅れ
肌の細胞が生まれてから垢となってはがれ落ちるまでのターンオーバーの周期は、20代では正常な場合、約28日と言われています。
ところが30代~40代では平均的に約40日程度かかるようになると言われています。
肌の生まれ変わりに時間がかかるようになるためくすみやすくなったり、紫外線によって作られたメラニン色素を押しだすことができずシミができたりする原因となります。
・コラーゲンの減少・変質
肌のハリを支えるのは真皮層のコラーゲン。コラーゲンは体内で生成されますが、年齢を重ねるにつれ、生成される速度が消費に対して遅くなってしまうため、肌のコラーゲンの量が少なくなり、質(しなやかさ)も低下してしまいます。
コラーゲンが減少することで、肌のハリや弾力性が失われ、たるみやシワが起こりやすくなります。
年齢肌のケアは内側と外側から
こうして年齢を重ねるにつれて現れやすくなる肌のお悩みには、内側と外側からのケアを行っていくことが大切です。
しわやシミなどの大きな原因となるのはコラーゲンの減少です。
コラーゲンやその材料となるアミノ酸を、食事からしっかりと摂取することを心がけましょう。
▼年齢とともに減少するコラーゲンを補う:
【凛】N-アセチルグルコサミン+トリペプチドコラーゲン
また、体内でのコラーゲン生成にはビタミンCも欠かせません。合わせて積極的に摂りたいですね。
ビタミンCには、シミを予防・改善する効果や、シワの原因となる活性酸素の働きを抑える効果も期待できます。
外側からのケアで大切なのは、まずは十分な保湿です。
年齢にともない肌は乾燥しやすくなり、肌の乾燥はターンオーバーの乱れやシワなどさまざまなトラブルの原因になります。
また、年齢肌に有効なスキンケア成分として「ビタミンC誘導体」があります。
ビタミンCは食事やサプリメントから摂ることも大切ですが、食事から摂ったビタミンCは肌以外にも体内でさまざまなことに利用されます。
肌に直接働かせるには、ビタミンC誘導体という形で直接肌に浸透させるのが効果的なのです。
ビタミンC誘導体が配合された化粧水や美容液は、シミやそばかす、シワなど年齢肌のケアに役立つとされています。
年齢を重ねるにつれ、肌は変化していくもの。
「もう年だから……」と諦めるのではなく、年齢に合わせたケアで美しい肌を守っていきたいですね。
▼エイジング・ハリツヤ、くすみケア:ホワイトCエッセンス9