頭皮トラブルを防ぐ! 敏感肌のヘアケアで心がけたいこと
合わない化粧品で肌トラブルを起こしやすい「敏感肌」の方の中には、ヘアケアの刺激で頭皮にトラブルが起きてしまう方も多く見られます。
今回は、敏感肌の方のためのヘアケアのポイントについてお伝えします。
頭皮にも「敏感肌」がある
肌が敏感になりやすく、ちょっとした刺激で肌トラブルが生じてしまう「敏感肌」。
乾燥や生活習慣などの要因によって、「バリア機能」が低下した状態の肌のことを言います。
頭皮も皮膚なので顔やからだの肌と同様、敏感肌になってしまうことがあります。
むしろ、ほかの部分の皮膚と比較して乾燥しやすく、もともとバリア機能が低め。
それに加え、皮脂腺の数が多いため皮脂に汚れがつきやすいため、肌トラブルが起こりやすいのです。
敏感肌の人のヘアケアのポイント
頭皮が敏感になっている方の場合、シャンプーなどのヘアケアが刺激になって頭皮のトラブルにつながってしまうことも多いものです。
頭皮の乾燥はかゆみやフケなどだけでなく、髪のパサつきや抜け毛などの原因にもなります。
できるだけ刺激を避けながら頭皮を清潔に保つために、以下のようなことを心がけましょう。
・シャンプー前にはブラッシングを
洗髪時に髪がもつれた状態だと、洗う時に無理な力が加わりやすく頭皮の負担が大きくなってしまいます。
シャンプー前には毛先から丁寧にブラッシングしておきましょう。
ブラシは静電気が起こりにくい天然素材のものがおすすめです。
・シャンプーは肌に優しいアミノ酸系を選ぶ
市販の安価なシャンプーには、健康な肌の人にとっても洗浄力が強すぎるものも多いです。
敏感肌の人にはなおさらです。
肌に刺激の少ないアミノ酸系の洗浄成分を用いたシャンプーを選ぶようにしましょう。
・シャンプーはすすぎ残しがないように
シャンプーはしっかりと泡立てて、ゴシゴシこすらず泡で頭皮をマッサージするように洗いましょう。
シャンプーの泡が頭皮や髪に残ると肌トラブルの原因となりますので、すすぎ残しがないようすすぎは丁寧に時間をかけて行いましょう。
・トリートメントやコンディショナーは頭皮につけないように
シャンプー後のトリートメントやコンディショナーは、髪の状態を整えるためのもので頭皮につける必要はありません。
毛先を中心に髪だけになじませるようにしましょう。
シャンプー同様、すすぎ残しがないように十分なすすぎを行うことも大切です。
・洗髪後はドライヤーでしっかり乾かす
髪が濡れたままの状態が長く続くと、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
シャンプー後はタオルドライの後、ドライヤーできちんと乾かすようにしましょう。
ドライヤーは頭皮に直接当たらないよう、角度をつけて髪の根元に当てるようにしましょう。
毎日のヘアケアに気を使うことで、頭皮のトラブルが改善されることも多いものです。
敏感肌の方は特に気を使ってお手入れするよう心がけてくださいね。
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