ヒアルロン酸<「N-アセチルグルコサミン」って本当!?
化粧品や健康食品などでよく耳にするのがヒアルロン酸です。
美容や健康の維持に役立つとされており、多くの含有商品が販売されています。
しかし、ヒアルロン酸は年齢とともに減っていくということはご存知ですか?
今回はそのようなヒアルロン酸の特性とヒアルロン酸を体内で増やす方法をご紹介します。
ヒアルロン酸は年齢と共に減っていく
ヒアルロン酸とは保水力に優れ、わずかな量でたくさんの水を蓄えることができる物質です。
もともと私たちの体の中にも存在していて、肌の潤いを保つ、関節機能を維持するなど、さまざまな役割を担っています。
しかし、体内のヒアルロン酸は年を重ねるごとに減っていきます。
ヒアルロン酸が減ることで肌から水分や弾力性が失われやすくなり、乾燥やシワを招いてしまいます。
このような影響があるのは肌だけではありません。
関節や血管の老化が進み、関節痛や動脈硬化などを起こしやすくなってしまうのです。
これらのことからも体内のヒアルロン酸が、肌の弾力性や関節痛を軽減するためにも欠かせないことだと分かりますね。
ヒアルロン酸を増やすのは難しい?
「年齢を重ねるごとに体内から減っていくヒアルロン酸を、何とか補充したい!と思う人が多いことでしょう。
しかし残念ながら、ヒアルロン酸をそのまま飲んでも体内で増えることはないと言われています。
なぜなら、ヒアルロン酸は分子が大きいのでそのままでは吸収されにくいからです。
そうなるとヒアルロン酸の購入費用がもったいないですし、その手間も無駄となってしまいます。
では、どうすればよいのでしょうか。
N-アセチルグルコサミンを摂取しよう
ここで重要となるのが「N-アセチルグルコサミン」です。
この物質はグルコサミン・ヒアルロン酸の「もと」となる成分。
ヒアルロン酸を増やしたいとお考えならば、N-アセチルグルコサミンの摂取をオススメします。
N-アセチルグルコサミンとは天然型グルコサミンであり、私たちの体内にある成分と同じカタチをしています。
一般的なグルコサミンよりも、N-アセチルグルコサミンの方が体内で
利用される割合が約3倍も高いという報告もあります。
その理由には、一般的なグルコサミンでは吸収するために一度N-アセチルグルコサミンに
分解する作業が必要ということがあげられます。
N-アセチルグルコサミンを摂取するには
N-アセチルグルコサミンの1日の摂取目安量は500mgです。
身近な食品だと牛乳に含まれていますが、その量は100ml中11mgと、ごくわずかしかありません。
1日分を摂取しようと思うと4600mlと、恐ろしい量になってしまいます。
そこで日常的に摂取することを考えれば、サプリメントなどの含有補助食品がオススメです。
年齢を重ねることは誰にも止めることはできません。
けれど日々の生活において口にするものを見直すことで、いつもと違う日常が送れたら幸せなことですよね。
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