2008年07月20日(日)
「ネイル(爪)のおしゃれに要注意!」―グリーンネイル―
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最近はネイルアートが一般的になり、綺麗にデコレーションされた素敵なネイルをしている女性が増えました。中には、忙しくてなかなかお手入れができずに数ヶ月が経ち、見栄えの悪くなった人工爪をはがした瞬間、「きゃー!爪が緑色!」と驚く方がいらっしゃいます。この緑色になった爪がグリーンネイルと呼ばれる症状です。 つけ爪と自分の爪との間に水分がたまり、緑膿菌やカビなどの雑菌が繁殖することによってこのグリーンネイルは生じます。爪の変色以外にはかゆみや痛みなどの自覚症状はありません。一度爪が変色すると、生え変わるまで何ヶ月もの間色がとれないことが多く厄介です。 このグリーンネイルを予防するには通常2−3週おきにはメンテナンスをし、人工爪と自分の爪との隙間ができる前にケアすることが大切です。また気が付かないうちに隙間ができてしまっている場合もあるので、市販されている専用の消毒剤を日々のホームケアとして使用するのも良い予防方法です。 もしグリーンネイルにかかってしまったときは、皮膚科を早めに受診して治療を受けましょう。
スキン・ソリューション・クリニック 院長 脇田 加恵 http://www.skinsolutionclinic.com/ | | |
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