いきいき健康らいふ
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2007年06月01日(金)  子供の視力低下(仮性近視)について
 小学生の視力低下の原因の一つに「仮性近視」があります。「近視」のように遠くが見づらくなるため「近視」と混同される事がありますが、異なる病気です。正式な病名は「調節緊張症」と言い、ピントを調節する眼の筋肉が持続的に緊張した状態になる事です。この筋肉の緊張をほぐすことで視力の改善がみこめるため「仮性近視」と呼ばれます。近くのものにピントをあわせる癖ができてしまうとこの状態になり易くなりますが、度が強すぎる眼鏡によっても同様の症状が起こる事があります。
 「仮性近視」の治療のひとつに、寝る前に目薬を点眼する方法があります。この目薬は寝ている間に眼の筋肉をリラックスさせ、緊張状態をほぐす効果があります。
 また「仮性近視」は生活習慣が影響することが多いので、正しい姿勢(物を見るときは寝転んだりせず、背筋を伸ばして30cm以上離す)や適切な環境(暗いところで読書をしない)適度な休憩(近くばかり見ずに時々遠くを見てリラックスする)を心掛けることで改善、予防することができます。まずは眼科で検査を受けて、正しい指導を受けるようにしましょう。

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参照ホームページhttp://www.cojin.org/hfoc/
医療法人社団浩仁医会
水天宮藤田眼科・八丁堀藤田眼科 理事長 藤田 浩司
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