2006年04月01日(土)
パニック障害
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どこかで聞き覚えのある病名かと思いますが、近年になり若年層を中心に中高年層にも発症するケースが増えています。
激しい動悸、息苦しさ、めまい、気が遠のく感じ、ふるえ、脱力感、冷や汗などの症状が、前兆やこれといった原因なしに突然に生じ、何度も繰り返される病気です。そのため「死んでしまうのではないか」との強い不安、恐怖感に襲われ救急搬送される事も稀ではありません。しかし、病院で検査を受けても身体には異常がないため、精神的な問題と言われどうしてよいのか困惑してしまうことが多く、症状が繰り返されるうちに、発作が再発する不安から外出困難になり、うつ状態を合併することも少なくありません。
明らかな原因は不明ですが、緊張や不安の持続する精神的ストレスや過労などが誘引になり、自律神経系が過剰反応することにより生じると考えられています。適切な治療をすれば治療可能な病気ですが、長期化すると治療に時間を要することもあります。類似の症状でお困りの方は、早めに心療内科または精神科に受診することをおすすめします。
******************************************************** 参照ホームページhttp://www.michiwa.co.jp/clinic/index.htm ミチワクリニック 院長 佐久間一穂 ********************************************************
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