2009年06月19日(金)
犯罪小説家 雫井脩介/ 著(双葉社)
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対象:高校生以上
<あらすじ> 小説家・待居涼司(まちいりょうじ)の文学賞受賞作『凍て鶴(いてづる)』が、映画化する事になった。監督・脚本・主演は「ホラー界の奇才」小野川充(おのがわみつる)が担当するとあって、周りの期待は高まる。しかし、小野川が脚本を書くにあたり、独自の切り口として"木の瀬蓮美(きのせはすみ)事件"を持ち出した事で、事態は思わぬ方向に。警察でさえ到達できなかった真実に迫ってしまった待居と小野川は…。
=====おすすめコメント=====
最後まで犯人がわからない! 前半の何気ないシーンから、作者の術中にはまってました!後から読み直してみると、伏線だらけでびっくりです。そして登場人物だけではなく、作者の雫井脩介も含めてクリエイターの業の深さを覗けます。 (日本橋図書館 小山田絢子さん)
●問合せ:日本橋図書館(03-3669-6207) | | | |
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