2005年10月01日(土)
2005年10月号 ≪〜お片づけ遊び〜≫
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BABYは9ヶ月。 色々な動作をするようになってきた。
ばいばい、拍手、いないいないばぁ、いただきます、こんにちは・・・最初は大人の動作を真似ていただけだった。それが最近は、動作ではなく言葉に反応するようになってきた。「ぱちぱち」と言うと自然と手をたたく、「いないいないばぁ遊びしようか」というと、スッと机の下に隠れ、「ばぁ」と言うと顔を上げる、「ふわふわ・・・」と言うと頭を横に振りながら笑い出す・・・。
動作の模倣から始まり、次第にその動作と動作の名前(言葉)が結びつくようになってくる。大人であれば当たり前のことだけれど、何の言葉も分からなかったBABYが特定の言葉に反応し始めるというのはすごいことである。
この模倣遊びは、ある程度成長すれば放っておいても自然と真似し始めるものだろう。でも、大人が意識して教えようとすることで予想以上に早く動作を覚え始め、『まだ早いかな、難しいかな』と思う時期でも、意外とすんなりできるようになってしまうものだと思う。
色々なおもちゃに溢れ、テレビもあるし、放っておいてもBABYが勝手に遊んでいられるような電子おもちゃもある。そんな中で、親子のふれあいがどんどん少なくなってきているような気がする。遊び方も分からないし、とりあえず○○を与えておこう、○○させておけばおとなしい・・・そんな声をよく聞く。それだけでいいのだろうか?
BABYは、全てを遊びにできる。そこらへんにある紙切れやビニール袋であってもおもちゃになるのと同様、ばいばい、こんにちは、いただきます、などの動作を教えられることだって、ちらかしたおもちゃを一緒に箱に入れる事だって、BABYにとっては全て遊びになる。楽しんでする、という雰囲気を作りさえすれば、何でも遊びに出来てしまう、これは全てのBABYに与えられた才能なのだと思う。
大人がやりたいことを効率的に済ませるためにはBABYに邪魔されず一人でした方が断然早い。しかし今、日々のルーチンワークをさっさと済ませることはそんなに大切なことだろうか?BABYとこんなに触れ合えるのもBABYがこんなに全てを吸収できるのも、今しかない。 | | |
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