2005年06月01日(水)  2005年6月号 ≪〜歯が無いBABYの離乳食〜≫
 BABYも5ヶ月になり、そろそろ本格的に離乳食のスタート。
思ったより手がかかる。そしてBABYは意外とグルメ。嫌いな味は口に入れさせてくれません。

 離乳食、大人になってから食べたことありますか?
 ちょっと間違えると、かなりまずいんです。特に離乳食のレシピどおりに作ると…ヨーグルト風味のおかゆ(微妙にすっぱい)、ミルク風味のうどん(ありえない組み合わせ)…ちゃんとした感想がでてくる余地なく、『こんなの食べられるの…(あ然)』。きっと、新しい味に慣れないBABYの為におなじみのミルクを混ぜて、という苦肉の策なのでしょうが、何倍にも薄めた牛乳やヨーグルトの中に食べ物が浮いている感じはあまりいただけません。(もちろんレシピどおりでもいい味のものはありますが…)
 たしかに基本は薄味、大人がおいしいと思う味では濃すぎるため、スープもおかずも、水の量間違えちゃったの?といった感じですが、もう少しマシなものをあげたい。

 そこで今はまっているのがじゃがいもと玉ねぎ。その日の気分で他の野菜や肉、魚などと一緒に適当な大きさに切り、水を加えてひたすらコトコト火にかけておくんです。ごく弱火で2,30分。その間は他の家事や、BABYとの遊び時間に。離乳食を始めたばかりのBABYは噛まずに飲み込めるものでないとダメなので、くたくたになったお鍋の中身を茶漉しにあけ、小さなすり棒でクルクル。トロトロおかずの出来上がり。じゃがいものおかげで適度にかさが増し、玉ねぎのおかげで自然な甘みと水分がプラスされる。他に入れるものをあれこれかえることで味のレパートリーもかなり広がります。牛乳でごまかす必要もありません。電子レンジレシピも試しましたがやわらかさに限界があるし、へんな苦味が残ってしまう。なんでも入れてしまえて食べ物の美味しさが引き出せるお鍋に軍配があがりました。『長時間煮込むのが…』と憂鬱になるのではなく、鍋にさえかけてしまえば煮えるまで自由時間!考え方一つでかなりHAPPYになります。

 とはいってもやっぱり手がかかる…子供との格闘は、自分を育ててくれた親の有難さを改めて実感させてくれます。これまたHAPPY!

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