いきいき健康らいふ
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2006年12月01日(金)  加齢黄斑(おうはん)変性について
 加齢黄斑変性という病気を知っていますか?視力が落ちたり、物がゆがんで見えたり、暗く感じたりといった症状が現れるもので、50代以降の人に多い病気です。「黄斑」とは、眼の奥にある網膜(カメラのフィルムにあたる部分)のほぼ真ん中にあり、物を見る要(・)の場所です。そのため黄斑が変性すると、見たいものや読みたいものの中央部が見えず、日常生活にかなりの支障をきたします。アメリカでは失明の原因の第1位であり、日本においても高齢化に伴い患者数が急増しています。現在、色々な治療法が考案されていますが完全なものはなく、予防や早期発見がとても重要になります。予防としては、喫煙を避けること、またカロチンが多く含まれる緑黄色野菜を多く採ることなどが効果的です。また、早期に発見できればレーザーで処置をすることで効果は高まります。検査は簡単で、視力を測り、見ているものの真ん中の見え方を調べたりします。ときどき見え方を片目ずつチェックし、もし物がゆがんでみえたりぼやけたりした場合は、年齢のせいと思わずに、早めに眼科でご相談ください。

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参照ホームページhttp://www.cojin.org/hfoc/
医療法人社団浩仁医会
水天宮藤田眼科・八丁堀藤田眼科 理事長 藤田 浩司
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