2009年08月21日(金)
火怨―北の燿星アテルイ 高橋克彦/ 著(講談社)
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対象:高校生以上
あらすじ 陸奥の地で、辺境の民と蔑まれながらも平和に暮らしていた蝦夷。しかし大量の黄金が産出されたことで、大和朝廷は陸奥の支配に乗り出した。蝦夷を卑しい者として簒奪を繰り返し、力で征服しようとする朝廷に対し、自らの誇りと自由を守るべく蝦夷が立ち上がった。蝦夷を率いる若きリーダー・阿弖流(あてる)為(い)と、深い絆で結ばれた仲間たち。彼らが朝廷に勝つ策はただ一つ、一度たりとも負けないことだけ―。
=====おすすめコメント=====
熱い思いと仲間たちの絆に涙!! 圧倒的な兵力を持って攻めてくる朝廷軍に対し、知略を巡らせ勝利をおさめていく阿弖流為たちの姿は読んでいてとても爽快です。自分たちの土地と暮らし、そして何より蝦夷の心を守るために戦う熱い姿に、感動せずにはいられません! (日本橋図書館 河野理紗さん)
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